Global｜H＆Mグループが2019年度のサステイナビリティ・レポートを発表

H&Mグループは4月3日、2019年度のサステイナビリティ・レポートを発表した。「公正・平等な企業でありながら、循環型でクライメット・ポジティブなファッションへの変化を導く」というビジョンに基づいた、さまざまな取り組みについて言及されている。具体的には、再利用可能な素材の開発や積極的な使用、新たな循環型ビジネスモデルの探求、サプライチェーンへのアクセス提供サービス「Treadler」の立ち上げなどといった事例が挙げらている。

同グループのサステイナビリティ責任者のアナ・ゲッダ (Anna Gedda) は急速に被害の広まる新型コロナウイルスについても触れ、「このような課題に直面する中で、私たちがこれまで、そしてこれからも掲げ続けるサステイナビリティに関する長期的なビジョンは、さらに重要な役割を果たすことを確信しています」と強調。先月、水原希子をサステイナビリティ・アンバサダーに起用して間もないH&Mだが、Youtubeの公式チャンネルには水原希子が出演し、自身と同グループが目指すサステイナビリティへの在り方を伝えるムービーを公開している。