
H&Mグループはコスト削減と事業の効率改善のためのグローバルプログラムを開始し、その一環として約1500名の人員削減を行うことを11月30日に発表した。全体としては年間約260億円の削減が見込まれており、2023年下半期には削減の結果は目に見える形になると予想されている。また、このプログラムにより2022年第4四半期には約104億円以上を計上する見込みだ。H&MグループのCEOであるヘレナ・ヘルマーソン(Helena Helemersson)は「このコスト削減のプログラムには組織の見直しが含まれており、私たちは社員が大きく影響を受けるという事実にも留意しています。私たちは社員が次のステップのためのより良い解決策を見つけられるようサポートします」と述べている。
「H&M」は2008年9月に日本に初上陸した。地方では店舗数を拡大しているが2018年の6月には一号店である銀座店が閉店、2022年8月には原宿店が閉店と東京都内では閉店が続いている。