
伊藤忠商事公式ホームページより
伊藤忠商事は、ファミリーマートに対してTOB(株式公開買い付け)を実施すると7月8日に発表した。買い付け総額は約5800億円で、1株あたり2,300円。全ての株式の取得を目指し、7月9日から8月24日にかけて実施する。ファミリーマートは新型コロナウイルスの影響で売り上げが落ち込んでおり、在宅勤務による購買活動の変化に商品構成などが対応しきれていなかったという。伊藤忠は、株式を全て買い取り非公開化することで経営判断をより迅速にし、デジタル分野の技術や人材を活かして商品調達の効率化や、海外展開、ネット関連事業の強化を図っていく。