Japan｜三越伊勢丹HDが食品レジ袋とプラスチック製買い物袋を廃止

三越伊勢丹ホールディングスは、容器包装リサイクル法の関係省令改正に伴い、国内グループ百貨店全店で食品レジ袋とプラスチック製買い物袋を7月1日から順次廃止することを発表した。

同社のサプライチェーンにおける地球環境に配慮したサステイナブルな取り組みの一環で、“マイバッグの利用と持ち歩き”がスタンダードなライフスタイルになるよう目指し、来客のマイバッグ持参率3割を目標としている。食品フロアでは、レジ袋に替わり有料の食品用紙製買い物袋を用意。従来の紙製買い物袋に比べて1.2倍の厚みで撥水加工を施し、環境に配慮したFSC®認証紙を使用している。サイズは2種類あり、大きいサイズは50円、小さいサイズは30円で販売。食品以外のフロアでは、従来通りの無料の紙製買物袋で提供する。

また、同日から三越と伊勢丹各店舗でオリジナルコンパクトバッグも発売する。ペットボトルなどのリサイクル素材からできたポリエステル「Repreve®」を使用した、内ポケットや収納ホックも付いた大容量のバッグで、ブラックのベースにホワイトのロゴが入ったシンプルなデザインと、アイコニックなタータンチェックのデザインの2種類を展開。どちらも900円で販売する。