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Japan|「バオ バオ イッセイ ミヤケ」の模造品を巡る裁判でイッセイ ミヤケとバルコスが和解

Sep 1, 2020.鍋倉萌子Tokyo, JP
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イッセイ ミヤケは、バルコスが展開するブランド「ハナアフ(Hanaa-fu)」のバッグが「バオ バオ イッセイ ミヤケ(BAO BAO ISSEY MIYAKE)」のバッグのデザインに類似しているとして、不正競争防止法違反等を理由にその製造、販売および輸出入等の差止めを求めて東京地方裁判所に申し立てていた件に関して、両社間で和解が成立したと発表した。

東京地方裁判所は、バルコスの商品4種のうち、「Aries-Neo」「Sargas-Neo」「Aries-Peacock」の3種については販売等の行為が不正競争防止法に違反すると判断。その後、これを前提に両社間で和解協議を重ねた結果、バルコスが3種の商品および同一の形態の商品について、製造、販売および輸出入を中止すること等の内容で裁判上の和解が成立した。

イッセイ ミヤケは「当社の主張が裁判所において概ね認められる結果となりました。当社としては、広く知られたデザインにフリーライドする不正競争行為の範囲を確認する上で、本件の和解もまた、意義のある結果であると考えております」「健全な競争が、新たな素晴らしいデザインが生まれて来るために必要なものであることは、いうまでもありません。しかし、多くの特徴が共通する結果、インスピレーションとして許される一線を超え、お客様が『イッセイ ミヤケの商品だ』と誤認し、混同してしまうおそれがあると考えられるデザインについては、当社のブランドへの社会的信用の毀損にも繋がるものであり、やはり看過することはできないと考えております。当社としては今後も、当社が独自に生み出してきたデザインを保護するために、必要な措置を講じて参ります」とコメントしている。

「バオ バオ イッセイ ミヤケ」の模造品を巡っては、バッグ等の製造販売および輸入を行うラルジュに対して同ブランドの類似品を製造、販売等したことが不正競争防止法上の不正競争に当たるとして販売等の差止めや損害賠償を求めて提訴し、東京地方裁判所はイッセイ ミヤケ側の主張を概ね認め、ラルジュに対して模倣品の廃棄や販売等の停止および7106万8000円の損害賠償を言い渡していた。

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