[[name]]
[[date]][[from]]
こんなことを書くのは不謹慎かもしれないが、この20年間でこのうちのかなりの企業が無くなっている。
もっと言えば、1979年に設立された日本アパレル産業協会の設立時にはアパレル業界はすでにピークを終えて、40年に及ぶ長い下り坂に入っていたのだ。一般には1990年のバブル経済崩壊と軌を一にしてアパレル市場も縮小が始まったというのは誤りで第2次オイルショックの1979年から供給過剰の状況に陥っていたのだ。
ある意味では親睦団体にすぎない日本アパレル・ファッション産業協会にどんな存在意義があるのかと思うが、集まれば集まったで、傷のなめ合いではないが「頑張ってみよう」というような力が湧いてくるのかもしれないから、それなりに存在意義というものもあるのかもしれない。あるいは、年会費を払ってこうした会の会員になれるだけでもまだ余裕があるぞと妙な自信が湧くのかもしれない。しかし、本当に雨が止んで気持ちの良い晴れ間が見えるというような日はまずやって来ないということだけは肝に命じたほうがいいだろう。会員各社の幸運を祈りたいものだ。