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ケリングアイウェアがデンマークの高級アイウェアブランド「リンドバーグ」を買収

Jul 10, 2021.西岡愛華Tokyo, JP
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ケリング(Kering)傘下のケリングアイウェア(Kering Eyewear)は、デンマークの高級アイウェアブランド「リンドバーグ(Lindberg)」の株式を100%取得すると発表した。取引は2021年下旬に完了する予定で、買収額は非公表。

 「リンドバーグ」は1969年にデンマークの眼鏡技師ポール・ヨルンリンドバーグ(Poul-JørnLindberg)とその妻によって設立された光学店で、その後息子のヘンリク(Henrik)が多国籍アイウェア企業として成長させた。「リンドバーグ」はデザイン指向、軽量、カスタマイズ可能なチタン製光学フレームのハイエンドメーカーである。同ブランドはオーダーメイドにも対応しており、高い評判を得ている。チタンからアセテートまで幅広い材質で、数十億の組み合わせを含む拡張モジュラーシステムを通じて、独自のオーダーメイドメガネを作成している。 同ブランドは、パイオニアとして高級アイウェア業界で独自の地位を築いており、可能性に溢れる企業として高い収益も上げてきた。 

ケリングは、「今回の買収は当社の拡張における重要なマイルストーンであり、その開発戦略にぴったりです。 ケリングアイウェアは、2014年の開始以来、革新的なビジネスモデルを構築しており、新型コロナウイルス以前(2019年度)に6億ユーロ近くの卸売外部収益を上げて市場で重要な規模に到達することができました。この買収により、ケリングアイウェアは、高級眼鏡市場セグメントで最も関連性の高いプレーヤーとしてさらに強化され、そのポートフォリオに、正統で、誰もが認めるノウハウ、および光学フレームにおける最高水準のカスタマーサービスを備えたブランドが追加されます」とコメントしている。

 「リンドバーグ」の創設者でCEOのヘンリク・リンドバーグ(Henrik Lindberg)は、「(ケリングアイウェアのCEOの)ロベルト・ヴェルドヴォット氏のリーダーシップの下、ケリンググループの素晴らしい価値観と高い基準に支えられて、リンドバーグブランドは新たな高みに引き上げられ、重要な価値観と独自のDNAを保っていけると確信しています」と述べている。

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