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Global|キム・ジョーンズが「フェンディ」のウィメンズのアーティスティック・ディレクターに就任 「ディオール」は継続

Sep 10, 2020.高村 学Tokyo, JP
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「フェンディ(FENDI)」は9月9日、キム・ジョーンズ(Kim Jones)がウィメンズのオートクチュール、レディ・トゥ・ウェア、およびファーのアーティスティックディレクターに就任したことを発表した。キム・ジョーンズ本人も自身のインスタグラムで発表している。「フェンディ」はこれまでフェンディ家3代目のシルヴィア・ヴェントゥリーニ・フェンディ(Silvia Venturini Fendi)とカール・ラガーフェルド(Karl Lagerfeld)がディレクションしてきたが、2019年2月にカールが逝去して以降はシルヴィアが単独でディレクションを担ってきた。今後はシルヴィアとキム・ジョーンズが協働する。キム・ジョーンズによる初コレクションは、21年2月のミラノ・ファッション・ウイークとなる。また、「ディオール(DIOR)」のメンズ・アーティスティック・ディレクターは今後も継続する。

今回の就任について、LVMHのベルナール・アルノー(Bernard Arnault)は、「キム・ジョーンズはすばらしい才能の人材で、当社に加わった当初から、常にLVMHの信念と伝統に適応するすばらしい力を発揮し同時にそれらの要素に卓越したモダニティと大胆さをもたらしてきました。フェンディにおいても、彼のヴィジョンや情熱がウィメンズコレクションを成功に導くことでしょう」と、コメントしている。

また、キム・ジョーンズは、「この信じられないほど素晴らしいチャンスを与えてくださりベルナール・アルノー、ピエトロ・ベッカーリ(Pietro Beccari)、セルジュ・ブランシュウイッグ(Serge Brunschwig)そしてシルヴィア・フェンディに、心より感謝を申し上げます。格調高い2つのメゾンでデザイナーとして仕事ができることは、とても名誉なことです。ディオールメンズでの仕事を継続しながらフェンディにも参加できること、それは本当に最高の栄誉です」と、コメントしている。

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