今や知らない人はいない大人気アニメ『鬼滅の刃』を連想させる商品を販売したとして、不正競争防止法違反(混同惹起行為)の疑いで、神奈川県横浜市のグッズ卸売会社「レッドスパイス」社長ら男女4人が逮捕されたことが明らかとなった。同社はこれまでに『鬼滅の刃』のコピーグッズで16億円以上売り上げているとみられ、押収されたコピーグッズは約3万6000点にも上るという。『鬼滅の刃』のコピーグッズ販売による著作権法違反は相次いでいるが、不正競争防止法が適用されたのは今回が全国で初となる。「鬼滅の刃」という文字は商標登録されているが、レッドスパイス社はキャラクターを象徴するものの商標登録されていないデザインを複数使用していたため、同法のもと4人が検挙された。