Japan｜コーセーが新型コロナウイルス感染拡大の防止に向けてさらに方針を発表

コーセーは2020年3月3日、新型コロナウイルス感染拡大防止に向けて、さらに方針を発表した。コーセーは社内に対策本部を設置し、顧客や取引先、従業員の安全を確保してきたが、今後の1〜2週間が感染拡大防止に向け非常に重要な期間であることから、政府の方針に基づき、改めて指針と対策を決定した。

具体的には、在宅勤務を推進し、従業員の出社（人数や頻度）を3分の2程度に抑え、ローテーション出勤や営業職の直行直帰を推奨する。また、コアタイムのないスーパーフレックス制度を活用しラッシュ時のピークを避ける時差出勤を推進するほか、各会議や商談および集合研修の中止・縮小またはWeb会議や電話会議への切り替えを進めるとともに、海外・国内出張および事業所間移動（本社、研究、工場、支店などの間）や社内外の会食・懇親会等を原則禁止とした。

全国の学校等の臨時休校に対しては、対象者に対して在宅勤務をはじめ上記方策を活用しながら柔軟な対応を図るとともに、3、4月に控える入社式および企業説明会についてはWebを活用した動画配信に切り替える。

ビューティコンサルタント（美容部員）の店頭活動においても、安全確保を最優先として、タッチアップおよびお声がけ活動を禁止とし、手指のアルコール消毒、マスクの着用を継続しながら、全エリアにて取り組みをより一層強化していく。

現在のところ、コーセー社内において国内外での感染者は本人ならびにその家族においても確認はされていない。