
撮影:セブツー
2024年10月8日に名古屋証券取引所のネクスト市場に新規上場した宝飾の製造・販売企業のケイ・ウノの株価が5月8日、19.08%上昇し一時ストップ高となった。ケイ・ウノは前日に2025年9月期の業績予想を下方修正しており、売上高は68億6200万円(修正前は74億1300万円)、営業利益は1億円(同2億9800万円)、親会社株主に帰属する当期純利益は700万円(同1億8500万円)としている。売り上げの未達に加えて、台湾で展開する関連会社の持分法損失が発生することから、最終利益は1億8500万円から700万円に大幅な減益となる見通しだ。
ケイ・ウノは同時に新たな株主優待制度の導入を発表しており、これが好感されたようだ。株主優待制度は、9月末時点で100株以上の株式を保有する株主を対象に、QUOカード5000円分と直営店舗で使用できる10%の割引券の両方を付与する。