
L’OCCITANE Group (ロクシタン・グループ)は、世界中の異なる趣味嗜好を持つ消費者に対応するため、“Glocal(グローカル)”つまりグローバルとローカルの両方に応えるコンセプトを採用し、ローカルの顧客にも受け入れられるクリエイティブな実体験型のサービス開発に取り組んでいる。総面積1870平方フィート(約174㎡)のNew York 5th Avenue(ニューヨーク・フィフスアヴェニュー)のコンセプトストアに加えて、最近では、ブラジル、中国、ロンドン、トロントに新たにオープンした旗艦店でそれぞれ独自のスタイルでのサービス提供を開始している。 ブラジルの店舗では、現地での親しみやすさを演出するためにCasa Brasileira(カーサ ブラジリア)と呼ばれる同国伝統の建築様式を店舗デザインに採用。「 L'OCCITANE(ロクシタン)」が昨年以来急速に成長している市場の一つである中国では、店員による丁寧なギフトラッピングを顧客に提供し、 ロンドンではRegent Street(リージェントストリート)の新店舗で、製品をパーソナライズできる刻印サービスや無料のハンドマッサージ、プライベートルームでの美容相談などを用意した。同店内のカフェでは「Pierre Hermé(ピエール・エルメ)」の限定版マカロンを楽しむこともできる。
ブラジル サンパウロ ストア

パリの86シャンゼリゼ通りにあるコンセプトストア
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ヨークデール・モール ストア[/caption]
2017年12月にオープンした、トロントのYorkdale Mall(ヨークデール・モール)の新旗艦店では、天井からぶら下がった装置からデジタル映像が投影され、そこで顧客はプロヴァンス地方の雰囲気を、視覚、聴覚、触覚、そして嗅覚を使った臨場感あふれるバーチャル体験を通して感じることができる。パリでは同社が2015年に40%少数株式を取得した「Pierre Hermé(ピエール・エルメ)」と協業し、86 Avenue des Champs Elysées(86シャンゼリゼ大通り)にユニークなコンセプトストアを展開。同店では「L'OCCITANE」のアイコニックな素材からインスパイアされたデザートが楽しめる。 シンガポールの限定POP UPカフェでは、アジアのパティシエでPierre Herméの弟子でもあるJanice Wong(ジャニス・ウォン)のデザートが提供されている。 ブランド初の車型トラベルショップ「L'OcciTruck(ロクシタン・トラック)」は現在、北米の3カ所を移動し、10月のカリフォルニア州ロサンゼルスにある最終目的地「The Grove (ザ・グローブ)」に向けて走り続けている。
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ロクシタン・トラックのルートマップ (PRNewsfoto/L'OCCITANE)[/caption]






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