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「ルイ・ヴィトン」が200周年記念プロジェクト「ルイ200」の詳細を公開

Sep 20, 2021.西岡愛華Tokyo, JP
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LVMH(モエ・ヘネシー・ルイ・ヴィトン)は9月17日、「ルイ・ヴィトン(Louis Vuitton)」の創設者、ルイ・ヴィトン(1821年8月4日生まれ)の生誕200周年を記念して、彼の人生を称えるイベントプロジェクト「ルイ200(Louis 200)」を発表した。今回発表されたアジェンダには、「ルイ:ザゲーム(Louis:The Game)」「ルイ200」に加え、『ルッキング・フォー・ルイ(Looking For Louis)』というドキュメンタリーが含まれる。

『ルッキング・フォー・ルイ』は、ルイ・ヴィトンの人生の始まりから国際的な名声を得るまでの物語をたどる独占ドキュメンタリーとして完成した。わずか14歳のとき、彼はフランス・ジュラ地方にある生まれ故郷の村を離れ、パリに向けて徒歩で出発した。 2年間の旅の後、彼は有名なトランクメーカーのロマン・マレシャル(Romain Maréchal)の見習いになり、1854年にはパリの有名なヴァンドーム広場の近くに自身のメゾンを設立した。交通機関の革命により手荷物カバンの重要性が増すという直感を信じ、防水コーティングされたキャンバスと上辺が平らに再設計されたトランクを開発した彼は、サクセスストーリーを歩み始めた。

メゾンは、プラットフォームゲーム「ルイ:ザゲーム」の開発にあたり、14歳のルイ・ヴィトンの旅からインスピレーションを得た。高度なアニメーションと2世紀にわたるメゾンの遺産を融合させたこのゲームでは、プレイヤーは、メゾンのオリジナルマスコットであるヴィヴィエンヌ(Vivienne)とともに6つの架空の世界における冒険に挑戦できる。また、プレイヤーはゲーム内でファッションアクセサリーを集めて、30のNFT(非代替トークン)の1つを探すこともできる。

「ルイ200」の一環として、メゾンは卓越した才能を持つ200人によって作成された200個の専用ディスプレイウィンドウを展示する。1850年代にルイ・ヴィトンによって発明された象徴的なトランクは、200人それぞれの解釈やアイディアを映し出すための空白のキャンバスとして再考された。また、メゾンはルイ・ヴィトンの誕生日のお祝いのために、200人の名前で1万ユーロ(128万円*)ずつ、15の非営利団体にそれぞれ寄付し、合計200万ユーロ(2億5744万円*)の寄付を約束している。

*1ユーロ=128円換算(9月20日時点)

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