中国の生活雑貨チェーン大手のメイソウ(名創優品、MINISO)は10月15日、米国ニューヨーク証券取引所に上場した。時価総額は60億ドル(約6278億円*)を超えた。メイソウは、カタカナの「メイソウ」とアルファベットの「MINOSO」のブランド名で展開する生活雑貨店で、安さを特徴としており「中国版100円ショップ」とも称されている。
メイソウは、2013年に日本人デザイナーの三宅順也と中国の若手起業家の葉国富により東京で創設され、同年9月に中国へ進出したという。現在、メイソウは80の国・地域で4200店以上を出店しており、日本では高田馬場店を始め5店舗を展開している。この5店舗を運営する東京・銀座の株式会社名創優品産業は、セブンティーツーの取材に対して、日本法人は中国の100%出資の子会社であると述べている。
*1ドル=104.64円換算(10月22日時点)