「無印良品の家」を提供するMUJI HOUSEとUR都市機構が連携協定を締結

エヌ・シー・エヌの関係会社で「無印良品の家」を提供するMUJI HOUSEと、独立行政法人都市再生機構（UR都市機構）は、団地を拠点とした地域の活性化を目的として2021年3月15日に「MUJI×URに関する連携協定」を締結し調停式を行った。

両社は2012年度から「MUJI×UR団地リノベーションプロジェクト」を開始し、2020年度末までの供給戸数は1000戸となる。2021年度からは団地住戸の他に共用部分までリノベーション対象を拡充し、地域コミュニティの形成にも連携して取り組むことによって、団地を拠点とした地域の活性化を行っていく。

締結式の記念対談として、MUJI HOUSE専務取締役の田鎖郁男氏を進行役に、MUJI HOUSE代表取締役社長の松崎曉氏、UR都市機構理事長の中島正弘氏による対談が行われた。

この協定は、独立行政法人都市再生機構の賃貸住宅においてそれぞれが持つノウハウを活用しながら、地域の生活圏の活性化にソフト、ハード両面において共同で取り組み実践することにより、既存ストックを活用した「新しい住まいのかたち」を提案。集合住宅の維持・更新等、今後さらに重要性を増す社会的課題の解決に寄与することを目的としている。