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ビットコインとリカバリーウェアへ市場参入するマックハウスの株価がストップ安

NEWJun 19, 2025.セブツー編集部Tokyo, JP
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マックハウスの株価が6月19日、前日から15.75%下落し、100円安の535円でストップ安となった。マックハウスは新たな事業を矢継ぎ早に発表しており、暗号資産への投資事業やM&A事業への参入、さらにリカバリーウェア市場への参入を決定している。また、暗号資産のビットコインの購入資金として、5億円を新株予約権による調達資金の使途として設定していたが、行使金額が210円から341円と162%上昇したことから9億1500万円を追加し、合計で17億1500万円を充当する。

マックハウスの株価は、2006年1月6日に3000円の最高値をマークしたが、今年に入ってからは200円前後で推移。2025年2月期の通期決算は7期連続の営業赤字で、決算発表後は174円まで値を下げている。金融・投資事業への参入の発表で4日続伸して、6月18日に年初来最高値となる635円をマークしていたが、その反動で翌日は株価が下落したようだ。

マックハウスは1990年に「シュープラザ」「東京靴流通センター」「靴のチヨダ」などを展開する靴大手小売企業のチヨダの完全子会社として設立されたが、昨年TOB(株式公開買い付け)を実施し、現在はエボリューション・ファイナンシャル・グループの投資ファンドであるEVO FUNDと、ジーエフホールディングスが出資するG Future Fund傘下。

リカバリーウェアは、機能性繊維を研究・開発するAddElm TECHNOLOGYと提携し、共同ブランドを開発していくとしている。疲労回復などを目的とするリカバリーウェア市場は、2030年には14兆円になるとの予測データもあり、2月28日に東証グロース市場に新規上場したTENTIALが先行している。

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