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ミズノがクボタの従業員のユニフォームを製作 ワークビジネス領域で21年度は100億円の売上を目指す

Dec 1, 2020.高村 学Tokyo, JP
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ミズノは、クボタの創業130周年記念として新調される従業員用ユニフォームを製作した。リニューアルしたアイテムは、ブルゾン、パンツ、ポロシャツ、帽子など約12万点で、クボタは2021年6月から着用を開始する。クボタは1890年に創業し今年で130周年を迎えた。従業員一人ひとりが快適に作業でき、これまで以上に誇りをもって仕事に取り組んでほしいという想いを込めて、10年ぶりにユニフォームをリニューアルした。新しいユニフォームは、ミズノのスポーツウエアの開発ノウハウを活用している。ミズノ独自の動きやすさを追求したウエア設計や、屋内外における寒暖等の環境変化に対応する機能素材が採用されている。ブルゾンとポロシャツの襟元や脇部分、パンツの股部分にニオイの元を分解する「ミズノデオドラント」を採用し、臭いの元となるアンモニア、酢酸、イソ吉草酸を中和分解し、気になる臭いを軽減する。また、夏用ブルゾンの両肩前方と背中中央部分、夏用パンツの膝裏部分にベンチレーションと通気性の高いメッシュ素材を配置し、衣服内の蒸れた空気を外に逃がし衣服内の快適性を高めている。

ミズノは、1997年からスポーツ用品開発で培った技術や知見を活用した別注の企業ユニフォームを企画・販売する専門部門を設置し、これまで約500社以上に納品している。近年、企業などからの需要を受け、2016年3月からワークシューズを、2018年2月からワークアパレルを本格的に展開。2019年4月にはワークビジネス事業部を新設し、2020年度からは医療、介護、福祉、製造業のワークビジネスに本格参入し、ワークビジネス強化に取り組んでおり、2021年度には100億円の売上を目指す。

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