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ミズノの水野明人社長が年頭所感 五輪イヤーの今年は「越(こえる)」を掲げる

Jan 1, 2021.高村 学Tokyo, JP
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ミズノの水野明人社長

スポーツメーカー大手のミズノの水野明人社長は1月1日、五輪イヤーとなる今年の年頭所感を発表した。2020年は新型コロナウイルス感染症の世界的な流行により東京オリンピック・パラリンピックの開催が延期し、また甲子園球場で開催される全国高校野球選手権大会が春夏ともに中止になるなど、スポーツ業界はかつてない未曾有の事態に直面した。こうした中、水野明人社長は今年の漢字として「越(こえる)」を掲げ、この難局を越えていく意気込みを語っている。水野明人社長は、「昨年は、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて世界中で厳しい情勢が続きました。未曽有の危機に直面し、我々スポーツ界も多くのスポーツイベントが延期・中止・無観客開催となるなど、大きな影響を受けました。一方で、スポーツのない世界を経験したことで、スポーツを観戦する楽しさや身体を動かす大切さを、多くの人々が改めて認識したのではないでしょうか。コロナ禍はスポーツの持つ価値や存在意義を、これまでと違った形で再認識するきっかけとなったとも言えます。今夏、人類が新型コロナウイルスの影響を克服し乗り越えた大会として、東京オリンピック・パラリンピックが開催される予定です。アスリートが自分自身の壁を越えて挑戦する姿を通して、多くの人々に感動と自分自身の壁を越えようという勇気が届けられることを期待しています。私たちも、アスリートやステークホルダーの皆様とともにスポーツの価値をより多くの人々に届け ることに挑戦し、コロナ禍を乗り越えて未来に向かうという思いを込め、今年の漢字として「越(こえる)」を掲げたいと思います。私たちは、スポーツの価値を活用した商品やサービスを開発し、スポーツの力で世界中の人々を幸せにしたいという想いで事業を行ってきました。コロナ禍を通して、スポーツの持つ役割や 私たちの事業の意義を改めて深く感じています。今こそスポーツの力でともに越えていきましょう」とのメッセージを発信した。

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