「モンクレール(Moncler)」は6月7日付で新設されたチーフ・ブランド・オフィサーにジーノ・フィサノッティ(Gino Fisanotti)が就任すると発表した。アルゼンチン出身のジーノ・フィサノッティは、「ナイキ(NIKE)」に23年間在籍し、南米やヨーロッパでリテールとマーケティングを経験した後、スポーツウェアのグローバルVP、北米のマーケティングVPに就任し、直近では「ナイキ」初のブランド・クリエイティブ・オフィサーを務めていた。「ナイキ」では、受賞歴のあるマーケティングキャンペーンや新たなデジタルプラットフォーム、ブランド体験、新製品のコンセプトやコラボレーションなどを主導してきた。今後、ジーノ・フィサノッティは、「モンクレール」のコレクションや製品カテゴリー、コミュニケーションの強化を図り、カスタマー体験向上など、重要な役割を担っていく。
「モンクレール」の会長兼CEOのレモ・ルッフィーニ(Remo Ruffini)は、「目的や経験、コミュニティ意識を原動力に、エンターテインメントやスポーツ、アート、音楽など、異なる世界からのインスピレー ションを取り入れ、消費者との文化を重んじるモンクレールの更なる発展を形作るうえで、プロフェッショナルな経歴、国際的なキャリアで得た強力なブランド構築の知識に基づき、ジーノは私をサポートしてくれる理想的な人物です。ジーノと共に、我々 は、ファッションやラグジュアリーを超えて、文化的且つ創造的なフロンティアを開拓し続けます」と述べている。