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「ナイキ」が米国本社の研究施設「レブロン・ジェームズ・イノベーションセンター」を5倍に拡張 施設内の動画も公開

Oct 9, 2021.西岡愛華Tokyo, JP
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「ナイキ(NIKE)」は10月4日、米国・オレゴン州にある本社内に新たに完成したレブロン・ジェームズ・イノベーションセンター(LeBron James Innovation Center)の内部を公開した。同施設は、2003年から同ブランドと提携しているバスケットボールスターのレブロン・ジェームズにちなんで名付けられた。

約69,677平方メートルの広大な建物には、オフィス、デザインスタジオ、ナイキスポーツリサーチラボ(NSRL)があり、アスリートのパフォーマンスに関するデータが収集および分析される。片持ち梁の最上階を備えた大胆な設計の同施設は、米国・シアトルを拠点とする建築家のオルソン・クンディグ(Olson Kundig)によって、探索と革新を促進する雰囲気を作り出すことを目的に設計された。約40年前に設立されたナイキスポーツリサーチラボ(NSRL)も生まれ変わり、400台のカメラを備える世界最大のモーションキャプチャインスタレーション、97個のフォースプレート(床反力計)、ボディマッピング機器などが設置されている。

エクスプロアチーム・スポーツリサーチラボのバイスプレジデントであるマシュー・ナース(Matthew Nurse)博士は、「NSRLは、あらゆる能力、あらゆるバックグラウンド、あらゆるスキル、あらゆるスポーツのアスリートと協力する中心地です。アスリートはここをフルスピード、フルモーションで移動できます。そして、ただプレーすることができます」と述べている。

その他、新施設には公式サイズのバスケットボールコートをはじめ、200メートルの持久力試験用トラック、100メートルの直線コース、人工芝のトレーニングピッチなども備えられており、全体で改装前の5倍の敷地面積となっている。

新たに完成したレブロン・ジェームズ・イノベーションセンターの施設内部を紹介する動画は、米国「ナイキ」の公式サイトで公開されている。

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