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ながの東急百貨店が東急による完全子会社化で上場廃止

Mar 18, 2021.三浦彰Tokyo, JP
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ながの東急百貨店公式ホームページより

東急はジャスダックに上場している長野県長野市に本店のあるながの東急百貨店を完全子会社化すると、3月16日に発表した。6月1日付でながの東急百貨店株1株に対し、東急株1.14株を割り当てるという株式交換による完全子会社化で、これによりながの東急百貨店は5月28日付で上場廃止になる。この発表を受けてながの東急百貨店株は東急の3月16日終値1567円から算出した理論株価1786円に3月17日の始値からサヤ寄せする動きになり、1670円ストップ高買い気配で推移し、同日は1670円で商いが終了し、3月18日は1800円まで買われた。

ながの東急百貨店は長野県下最大の百貨店ではあるが、人口減少や郊外型ショッピングセンターとの競合などにより地方百貨店・郊外百貨店が苦境に立たされる中、売り上げ減少が続いていた。さらに新型コロナウイルス感染拡大により2021年1月末本決算は売上高142億1500万円(前年比−18.9%)、営業利益2億8900万円(前年9000万円の黒字)、経常利益−3億1100万円(同6400万円の黒字)、親会社株主に帰属する当期純利益−5億900万円(同−500万円)の赤字決算だった。東急では直接の完全子会社にすることで柔軟で迅速な意思決定体制を構築し、急激な環境変化に対応する事業構造改革が可能になるとしている。

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