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世界で最も稼ぐ女性アスリートととして活躍するも、全仏オープンで試合を棄権したり、現地時間9月3日に行われた全米オープン女子シングルスの3回戦で敗退し、無期限の休養に入ると発表するなど、世間を騒がせていテニスの大坂なおみが現地時間9月7日、スキンケアブランド「キンロ(KINLO)」をローンチした。大坂はCEOとして「キンロ」の舵取りをする。
「キンロ」は肌にメラニンを多く含んだ有色人種のために設立されたブランドで、ハイチ出身の父と日本人の母を持つ自身のバックグラウンドから、ブランド名は日本語の「金(KIN)」とハイチのクレオール語で金を意味する「LO」を組み合わせた造語になっている。ブランドの設立は今年4月に発表され、今回のローンチではミネラルベースの日焼け止めやアイクリーム、ミスト、リップバームの4つの製品が発売される。今後商品を拡大していくという。
大阪は「個人的な経験や学びから、黒人や褐色人種などのメラニンを多く含む有色人種は、皮膚ガンの臨床試験の対象にされなかったり、紫外線予防等に関する研究や議論で後回しにされがちだと思った」「それに、日差しを予防する製品も有色人種向けのものは少ないと感じた。だから私はキンロを設立しようと思った」とコメントしている。さらに「キンロを生活にもたらすことは個人として、そしてプロフェッショナルとしての私のゴールだった。私の初の起業家としての試みが自分のコミュニティにとって意味のあるものになってとてもワクワクしている。そしてキンロに協力してくれたチームには感謝しきれない」と述べた。
自身のインスタグラムには自身の画像とプロダクトの写真とともに「たくさんの知識を教えてくれる素敵なチームと取り組んでいたこの一年は本当に夢のような経験だった。こうして発表することができてとても嬉しいし、みんなの反応を見るのが楽しみ」と投稿している。