英『ガーディアン(The Guardian)』紙の報道によれば、陸上競技で好記録を連発している「ナイキ(NIKE)」の厚底シューズ「ヴェイパーフライ」シリーズに対して、禁止の意向が強かった世界陸上連盟だが、一転して容認する意向だという。2020年1月31日に正式な発表がなされる見通し。
その報道では容認する代わりに、企業側に五輪後までの新シューズの技術開発を禁じるほか、将来的に新たに作製されるシューズは事前にプロトタイプを申請し、承認を得ることが義務化されるという。
ただし、非公認レースのフルマラソンで2時間を切ったケニアのエリウド・キプチョゲ(Eliud Kipchoge)が履いていたとされる「ナイキ」の新製品については、使用可になるかどうかは不明だと『ガーディアン』紙は報じている。