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様々なブランドを集めたオフプライスストアを郊外展開することに勝機が感じられているようだ。
例えば、アンドブリッジが西大宮にオープンした「&ブリッジ」は、従来ワールドの自社アウトレットショップ「NEXTDOOR.COM」だった。「&ブリッジ」はイトキン、ストライプインターナショナルなどの日本の同業他社のブランドも揃えており、イタリアのデニムブランド「ガス(GAS)」などのインポート商品も扱っている。正価の30~50%でなんと言っても安さが売り。
ワールドは、2018年には古着ショップ「ラグタグ(RAGTAG)」を展開するティンパンアレイをサブスクリプション・サービスのオムニスを買収して二次流通に進出している。オフプライスストア「&ブリッジ」が手がけるのは「古着」ではなく、シーズン遅れやB品とは言え「新品」であるが、いずれにしても「サステイナブル」という昨今の大トレンドにはマッチしている。新品の正価(定価)販売にはすでに限界を感じて、こうした二次流通やオフプライスストアに果敢に挑戦しているようだ。
いずれこうした新ビジネスが従来の正価販売ビジネスを越える売り上げになっていくのであろう。またブランドものの主に雑貨のアウトレット商品をドン・キホーテ店内でも従来から販売していたドン・キホーテにとってはアパレルも含めたオフプライスストア「オフプラ」はファッションゾーンへの挑戦という意味合いがあるようだ。いずれにしても米国で起こっていることは遠からず日本で再現されるという不変の法則で言えば、米国の最大のオフプライスストアチェーンのTJXカンパニーズは年間4兆円を誇っているのである。