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「オリエンタル トラフィック」のダブルエーの22年1月期通期決算は過去最高の売上高157億円を達成

Mar 28, 2022.高村 学Tokyo,JP
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靴ブランド「オリエンタル トラフィック(Oriental Traffic)」を製造・販売するダブルエーは3月24日、2022年1月期の通期連結決算を発表した。売上高は157億100万円(前年比20.0%増)、営業利益は10億3700万円(同245.1%増)、当期純利益は7億700万円(同195.0%増)で増収増益だった。2021年3月17日に公表した業績予想に対しては、売上高は未達だったが、営業利益と当期純利益は達成した。ダブルエーは、「オリエンタル トラフィック」を始め、「WA オリエンタル トラフィック」「ニカル(NICAL)」「オーアール キッズ(OR KIDS)」「ワカル(WA!KARU)」を展開している。2020年3月には婦人靴の卑弥呼の全株式を取得し、子会社化している。2022年1月末時点で国内159店舗、海外22店舗を展開しており、EC店舗は国内外で16店舗を運営している。主力ブランドである「オリエンタルトラフィック」は、5,000〜8,000円ほどの婦人靴が若い女子を中心に人気で、「婦人靴のユニクロ」とも呼ばれており、商品回転率と粗利の高さが高収益の要因になっている。ダブルエー単体の売上高は112億2800万円で、子会社の卑弥呼は30億2900万円だった。卑弥呼は株式譲渡が完了した2020年5月から連結決算の対象になっている。8店舗を新規出店し、5店舗を退店、スクラップアンドビルドの実施で売上高は前年比で27.2%増となり、売上高に貢献した。2023年1月期の通期業績予想は、売上高は173億9700万円(前年比10.8%増)、営業利益は9億100万円(同13.1%減)、親会社株主に帰属する当期純利益は4億7900万円(同32.3%減)とした。新型コロナウイルスの第7波、8波の再来やウクライナ情勢の影響によるエネルギー価格の上昇および円安を業績見通しに織り込んでいる。

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