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「パス・ザ・バトン」が表参道店に続いて丸の内店を閉鎖!京都祇園店は今後も運営を継続

Aug 11, 2021.西岡愛華Tokyo, JP
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「パス・ザ・バトン」を手掛けるスマイルズの遠山正道社長

「パス・ザ・バトン(PASS THE BATON)」は、2009年に1号店として誕生した丸の内店を9月7日をもって閉店すると発表した。同店は閉店に際して、8月12日より9月7日までクロージング・セール「LAST BATON at MARUNOUCHI」を開催する。8月23日より9月7日までは、オンラインショップでも同時開催される。同ブランドは6月30日に表参道店を閉店させたばかりで、今回の丸の内店の閉鎖により東京都内の店舗はすべて閉店し、残りは京都祇園店のみとなる。

遠山正道氏のスマイルズが運営を手掛ける「パス・ザ・バトン」は、「現代のセレクトリサイクルショップ」として「NEW RECYCLE 」というコンセプトのもと、個⼈から集めた想い出の品物や、愛⽤していたけれど今は使わない、でも捨てるのは惜しい、という品物を⼤切に使ってくれる次の⽅へバトンパスしてきた。 また、リサイクルと並行して、リメイク・リライトをテーマに、企業やブランドが抱える、デッドストックとして長い間倉庫に眠っていたモノや、ちょっとしたキズにより破棄されてしまうモノに手を加えることで、むしろもっと素敵にできないか、一度舞台を降りたモノたちにもう一度光を当ててみる、そんなモノづくりやイベント企画も行ってきた。 

「日本の倉庫を空っぽにしよう!」を合言葉に、2019年から取り組みを始めた「PASS THE BATON MARKET」を中心に、「パス・ザ・バトン」はこれまで以上に、企業やブランド、産地が抱えている「もったいない」や「困りごと」に向き合い、世の中に紹介していくという。また、文化財保護法に基づき国から選定を受けた重要伝統的建造物群保存地区にある、築120年の町家をリデザインした京都祇園店は、今後も運営を継続し、リメイク・リライトといった同ブランドならではモノづくりを通して、京都の魅⼒や⽂化を世界に発信していく。 

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