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ピエール・カルダンが老衰のため逝去 享年98歳

Dec 30, 2020.高村 学Tokyo, JP
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ピエール・カルダン。映画「ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン」より

フランスのファッション・デザイナーのピエール・カルダン(Pierre Cardin)が老衰のため12月29日に逝去した。享年98歳。1922年にイタリアのヴェネト州に生まれたピエール・カルダンは、「クリスチャン・ディオール(Christian Dior)」を経たのち1950年に自らのアトリエを設立、1953年にはオート・クチュールを開始し、1959年に「プランタン(Printemps)」とのパートナーシップでいち早くプレタポルテを立ち上げた。幾何学模様や近未来的な服で知られ、宇宙ルック、バブルドレスなど、さまざまなスタイルを発案した。中国とロシアで初めてファッションショーを開いたのもピエール・カルダンだ。1979年には万里の長城で、1991年にはモスクワの赤の広場でファッションショーを開催している。また、ライセンスビジネスの先駆けとしても知られ、日用品や家具、香水、自動車など、あらゆる商品のデザインを手掛けた。「ピエール・カルダン」のロゴは世界中に広まり、メゾンに莫大な利益をもたらした。日本には、1958年に初来日し、東京で立体裁断講座を開講、森英恵や高田賢三、桂由美などが受講した。1972年には弁護士で実業家の武田正彦氏がピエール・カルダン・ジャパンを設立し、その後1997年に三井物産が日本の商標権を取得、現在は三井物産アイ・ファッションが継承している。1975年に放映された山口百恵と三浦友和が主演するTBSドラマ「赤い疑惑」に衣装協力している。ピエール・カルダンに密着したドキュメンタリー映画「ライフ・イズ・カラフル! 未来をデザインする男 ピエール・カルダン」が現在、公開中だ。

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