サマンサタバサジャパンリミテッドは10月15日、2022年2月期通期連結業績予想を下方修正したと発表した。同社は、緊急事態宣言の延長等の影響により、前回予想から減収になったことに加え、第2四半期中(2021年3月〜8月)における6億6200万円の固定資産の減損損失を計上したことが前回発表予想との差異が発生した原因だとしている。
4月14日に発表された2022年2月期第2四半期業績予想では、売上高は159億900万円、営業利益は2億5500万円の赤字、経常利益は2億5600万円の赤字とされていたが、発表された実績値では売上高は118億5100万円、営業利益は18億2800万円、経常利益は16億8600万円だった。この差異を受け、通期連結業績予想の売上高は341億6500万円から278億5700万円に、営業利益は3億1600万円の黒字から19億9200万円の赤字に、経常利益は3億1300万円の黒字から18億5700万円の赤字に、大きく下方修正された。親会社株主に帰属する当期純利益に関しては、1億200万円の黒字から27億5100万円の赤字となる予想だ。