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三陽商会が銀座の旗艦店「ギンザ・タイムレス・エイト」を売却へ 

May 21, 2020.高村 学Tokyo, JP
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ギンザ・タイムレス・エイト(PHOTO:SEVENTIE TWO)

三陽商会が銀座の旗艦店「ギンザ・タイムレス・エイト」の売却を検討していることが、日本経済新聞(5月21日朝刊)の報道で明らかになった。「ギンザ・タイムレス・エイト」は昨年9月にリニューアルオープンしたばかりだが、新型コロナウイルスの感染拡大の影響で4月から臨時休業している。地下1階・地上9階の構成で売り場面積は約2989平方メートル、同紙によると売却額は約100億円とみられている。

三陽商会は、2015年春物を最後に主力ブランド「バーバリー(Burberry)」とのライセンス契約が終了し、2020年2月期までに4期連続で連結最終赤字を計上している。2018年3月期と2020年3月期を比較すると、この2期で現金・預金は180億円から129億円と約51億円減少しており、総資産は約114億円減少している。新型コロナウイルスの影響が現在の想定よりも長引いた場合に備え、総額130億円の資金調達を目指している。

三陽商会は2018年に青山の「三陽商会青山ビル」も約33億円で売却している。現在は「ウィーワーク(WeWork)乃木坂」が入居している。

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