Japan｜9月度全国百貨店売上高

日本百貨店協会による、本年9月度の全国百貨店売上高が発表された。

全国の売上高総額は、前年比3.0％減の4197億円と3カ月連続でマイナスになった。台風が2度上陸したことや北海道の胆振東部地震などの自然災害で、休業や営業時間を短縮した店舗が相次いだことが大きく影響した。大阪地区も台風の影響を受けたが、滞在していた外国人観光客は名古屋や福岡に宿泊や観光ルートを変更したため、インバウンドは同6.3％増の246億円で22カ月連続プラスになった。化粧品は秋コスメやスキンケアアイテムがよく動き、同1.8％増で42カ月連続プラスと引き続き好調。主力の衣料品は、中旬以降の気温低下でコートなどの秋冬商品が動いたが同5.4％減で前年割れとなった。