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China|資生堂が中国・上海に研究開発拠点を設立 美容・健康産業特区「東方美谷」に進出

Mar 22, 2020.セブツー編集部Tokyo, JP
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資生堂銀座ビル(PHOTO:SEVENTIE TWO)

資生堂は2020年3月17日、中国・上海奉賢区の美容・健康産業特区「東方美谷(The Oriental Beauty Valley、以下:東方美谷)」に、中国イノベーションセンターの新たな拠点を設立することを発表した。東方美谷は2015年に設立された、化粧品、食品、医薬品、バイオテクノロジーなど美容・健康産業を中心とした経済特区。「中国の化粧品の都」と呼ばれ、幅広い産業および人材が集まり、中国のみならず全世界の美容・健康産業の発信地となることが期待されている。また、世界の化粧品市場売上ランキング*上位の化粧品会社で東方美谷に進出するのは、資生堂が初めてとなる。

資生堂は、中国現地の市場動向をとらえた既存ビジネスのイノベーションにより新たな価値創造と新規事業開発の推進拠点として「中国事業創新投資室」を2019年に設立した。今回設立する新拠点は、技術のイノベーションを通じて先進的な研究開発や化粧品のプロトタイプの開発などを行う技術革新の拠点と位置付けている。資生堂は今後、同地区内で展開する様々な企業・機関と協働し、中国の化粧品業界をリードするとともに、グローバルでの持続的な成長を加速していく。

*『WWD』The 2018 Beauty Top 100 Rankingより

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