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帝人の新社長に内川哲茂氏の就任が決定 現社長の鈴木純氏は取締役会長に

Dec 27, 2021.Tokyo,JP
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写真左:新会長となる鈴木純氏 写真右:新社長となる内川哲茂氏

帝人は、12月23日に開催された取締役会で、代表取締役社長執行役員CEO(最高経営責任者)の鈴木純氏が取締役会長に、取締役常務執行役員の内川哲茂氏が代表取締役社長執行役員CEO(最高経営責任者)への就任が決定したと発表した。就任時期は、どちらも2022年4月1日を予定している。

鈴木純氏は、1958年生まれの63歳で、1981年に東京大学理学部卒業後、1983年に東京大学大学院理学系研究科動物学専攻で修士課程を修了し、帝人に入社。その後国内外の研究所への配属などを経て、1996年には大阪大学で医学博士号を取得した。2003年からは、帝人ファーマで部長職や医薬開発研究所所長を歴任し、2011年に帝人グループの駐欧州総代表、2012年に執行役員、2013年4月に常務執行役員、6月に取締役常務執行役員に就任し、2014年4月から代表取締役社長執行役員CEOを務めていた。

内川哲茂氏は、1966年生まれの55歳で、1990年に信州大学繊維学部修士課程を修了し帝人に入社。繊維研究所を経て、1994年に前田工繊へ出向。1998年に帝人に帰任し、2003年にオランダのテイジン・トロワンB.V.に出向。2008年からの帝人テクノプロダクツでの役職を経て、2012年からは高機能繊維事業本部での部長職などを歴任したのち、2017年に帝人グループ執行役員、2021年4月に常務執行役員への就任などを経て、6月から取締役常務執行役員を務めていた。

帝人は、11月8日に発表した2021年度第2四半期決算では、累計の連結経常利益は前年同期比8.0%増の326億円に伸び、通期計画の600億円に対する進捗率は54.4%となり、5年平均の57.4%とほほ同水準とした。7-9月期の連結経常利益は、前年同期比20.2%減の141億円で、売上営業利益率は前年同期の8.6%から6.2%に悪化している。

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