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TSIが300人削減し122店舗を閉鎖 「ハーシェル・サプライ」と「ファクト」の2ブランドから事業撤退

Sep 17, 2020.セブツー編集部Tokyo, JP
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TSIホールディングス公式ホームページより

TSIホールディングスは、9月16日に開催された取締役会において、組織統合を目指した構造改革を実施することを決議した。

取締役会では、2021年2月末をもって輸入卸売事業を展開するUNIT&GUESTと、「ラリン(Laline)」のハワイでの事業を展開するLaline Hawaii Corporationの2社の解散、ジャックが運営する「ハーシェル サプライ(Herschel Supply Co.)」「ファクト(FUCT)」の2ブランドの事業撤退を決定した。上半期には事業撤退したブランドを含めて88店舗を閉店したが、下半期には122店舗を閉店する予定。これにより出店を含めた店舗数は、2月末の1074店舗から2021年2月末は951店舗になる見込みだ。

グループ構造の見直しについては、TSI・プロダクション・ネットワーク、TSI EC ストラテジー、エス・グルーヴの3つの機能子会社を含め、国内の事業子会社を1社に統合していくことを基本方針とする。その一環として、グループ全体で本部人員約300名を削減する希望退職を含めた人員削減プログラムを実施することを決定した。対象者は、原則として満40歳以上のグループ各社の直接雇用者。期間は10月1日から2021年2月28日までを予定しており、対象者には転進支援金を別途支給すると共に、再就職支援を無期限で行うという。

同社は、子会社の解散やブランド廃止並びに店舗撤退に伴い、2021年2月期第2四半期において売上原価および販管費に2億7700万円、特別損失に3億8600万円を計上する見込み。また、人員削減プログラムについては、約17億円の特別損失の発生を見込んでいる。

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