
タップ公式ホームページより
髙島屋は6月26日、連結子会社のタップを解散および清算すると発表した。6月26日に開催された取締役会で決議し、11月30日に開催予定の株主総会で正式に決定後に解散、2021年2月に清算結了になる。
タップは、1973年に設立したアトリエ・ローズが1997年に髙島屋縫製を吸収合併し現象号に改称し、百貨店の縫製や加工、催事事業の運営などを行ってきた。しかし、昨今のファッション傾向の変化や衣料品の低迷などによって売上高が減少傾向にあり、要員の見直しなどの経営改革を断行するものの業績の低迷が続いている。展開事業の市場規模や採算性などを再評価したが業績の回復が困難であると判断し、解散を決定したという。
タップの2020年2月期の営業収益は13億5700万円、営業損失は2900万円だった。

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