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US|「ティファニー」ニューヨーク本店の計画が一部公開

Aug 27, 2020.鍋倉萌子Tokyo, JP
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「ティファニー(Tiffany & Co)」は、改装中のニューヨーク本店の上階構造についての計画を一部公開した。

ニューヨーク本店は、五番街727番地のアイコニックな建築として知られている。10フロアのうち、オフィススペースとして1980年に加わった8〜10階の上層階は全面的に改装され、エキジビション、イベント、クライアンテリング用の新たなスペースに生まれ変わるという。新たな上部構造を設計するにあたって、既存の下部構造との縦方向の継続性を創り出すとともに、大胆で革新的な付加部分として際立つ個性を持たせることに挑戦。元々の建物のやわらかな凹みを持つコーニスのイメージは、最上層部のスランピング加工ガラスのファサードに反映されている。リボンを連想させるデザインディテールは柔らかな雰囲気を漂わせ、コンテンポラリーなガラス張りの構造物になっており、カーテンのような波打つガラスに囲まれたスペースは、天井高が二層分で柱のないメインフロアからインスパイアされている。改装工事は2019年春に始まり、完成は2022年春を予定している。 

「ティファニー」のチーフアーティスティックオフィサーを務めるリード・クラッコフ(Reed Krakoff)は、「ニューヨークの五番街にある『ティファニー』の旗艦店が、世界で最も愛され、最も知名度が高いラグジュアリーリテールスペースの一つであることに間違いはないでしょう。多くの人々にとって人生の記念碑的なひとときを過ごした場所、感動に満ち、類い希な体験への期待を裏切らない場所です。今回の改装によって生まれ変わる旗艦店は、183年のレガシーにオマージュを捧げつつ、私たちのブランドの未来を象徴することになるでしょう」とコメント。今回のプロジェクトはオフィス・フォア・メトロポリタン・アーキテクチャ(Office for Metropolitan Architecture、以下OMA)がパートナーを務めており、OMAのパートナーの重松象平が代表を務めるOMAニューヨーク事務所は、過去に増築された上階部分の全面的見直しも含め、改装の主要な側面に関わっている。 重松は「『ティファニー』の五番街旗艦店は、単なるリテールスペースではありません。人々が一目見たいと思う名所でもあるのです。今回の新たな増改築は、進化し続ける『ティファニー』の実用的なニーズに応えるものであり、アイコニックな地上階スペースとそこで展開される活動に呼応する現代的なスペース、人々が集まる場所の創造です。ルーフトップテラスの上にさながら浮かんでいるような構造部分は、この建物を下から上まで訪れる人を待っているさまざまな体験が、いかなるものかを読み解くためのビジュアル的なヒントとなっています」 と語った。

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