東京貴宝が経営陣によるTOB

ジュエリー総合商社の東京貴宝は、現経営陣によるTOB（株式公開買い付け）を行うと11月9日に発表したが、ジャスダックへの上場は廃止になる見通しだ。実際には同社の政木喜仁社長が設立した新会社「おがの」がTOBを行い、約70％の同社株を買い付ける。その買付代金は約7億5600万円だ。TOB公表前日の終値1950円に32.05％のプレミアムを加えた2575円が買付価格で買付予定数は全体の69.89％にあたる29万3662株。買付予定数の下値は36.57％にあたる15万3651株。買付期間は11月10日〜12月22日だ。今回のTOBは新規事業や海外事業などを加速するためだ、同社は1960年設立で、1998年に株式を店頭登録（現ジャスダック）していた。