
2018年にガイア・トラサルディ(Gaia Trussardi)が同社を辞めてから空席になっていた「トラサルディ(Trussardi)」のクリエイティブ・ディレクターに、ベルリン発のブランドである「GmbH(ゲーエムベーハー)」の創業者であるセルハト・イジック(Serhat Isik)とベンジャミン・アレクサンダー・ウズビィ(Benjamin A. Huseby)を起用するとトラサルディ社が発表した。
イジックはトルコとドイツ、ウズビィはノルウェーとパキスタンの混血というから、スーパーマルチエスニックコンビだ。
2016年にスタートした「GmbH」ブランドは今後も続けていくという。2人の初コレクションは2022年秋冬のメンズコレクションになる予定だ。
「トラサルディ」も先週アンジェラ・ミッソーニ(Angela Missoni)のクリエイティブ・ディレクター退任が報じられた「ミッソーニ(Missoni)」同様、同族支配のためにラグジュアリーブランドになれなかった残念なブランドだが、2人が新境地を開拓できるかどうか注目だ。