国内最大のグローバル旗艦店「ユニクロ トーキョー」が銀座にオープン

「ユニクロ（UNIQLO）」は6月19日、日本最大のグローバル旗艦店「ユニクロ トーキョー（UNIQLO TOKYO）」を銀座のマロニエゲート銀座2にオープンする。6月18日に内覧会を行い、内部を公開した。

「ユニクロ トーキョー」は、「LifeWearのすべてをここに」をコンセプトにした情報発信店舗。これまではマロニエゲート銀座 2の7階でウィメンズ専門店として営業していたが、1階〜4階に移転し「ユニクロ トーキョー」としてリニューアルする。売場面積は大きな吹き抜け部分も含めて約4,960平方メートルで、メンズ、ウィメンズ、キッズ、ベビーのアイテムを揃えた。LifeWearを体現するため、トータルクリエイティブディレクターに佐藤可士和を、デザインチームにはプリツカー賞や高松宮殿下記念世界文化賞を受賞したスイスの建築家ユニット「ヘルツォーク・アンド・ド・ムーロン」を迎え、上質で高品質な店舗を目指したという。屋上や外装には、インターフェースデザイナーの中村勇吾が制作したデジタルサインを導入している。

1階には、LifeWearを体現するLifeWear Squareと名付けたエリアを中央に設置し、注目の機能性アイテムからコラボレーションアイテム、定番アイテムまで魅力的なアイテムを集めた。2階にはウィメンズアイテムをフルラインアップで取り揃え、「ユニクロ トーキョー」での先行販売アイテムも展開していく。また、6月5日にオープンした原宿店にも導入している、着こなし発見アプリ「スタイルヒント（StyleHint）」も設置している。3階はメンズフロアになっており、オーダーメイド感覚スーツの試着サンプルも完備。着丈と袖丈を短め〜長めから選べる「オーダーメイド感覚で選ぶ、感動ジャケット」の試着サンプルも、特別に用意している。その他にも定番アイテムから高品質ウェアまで幅広く展開している。4階には、2002年から作り続けてきた「ユニクロ」のTシャツの歴史を堪能することができるUT アーカイブスペースを設けている。キッズ＆ベビー売り場にはバルーンデザイナーの神宮エミによるバルーン作品を飾り、子供達が遊べるライブラリーなども用意。たくさんの絵本が置かれており、読んで気に入ったものは購入することもできる。また、オープン時には「セオリー（Theory）」とのコラボアイテムも展開する。

各階では、ヘアスタイリストの加茂克也や「エデンワークス（edenworks）」の篠崎恵美、資生堂トップヘアメイクアップアーティストの原田忠など、11組のアーティストとコラボした作品を展示している。また、サステナビリティに関する展示スペースも各階に設置し、これまで20年にわたって実施してきたサステナビリティ活動や、女性のエンパワーメントに関する活動、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う支援活動などを紹介している。