アメリカのスポーツウエア大手のアンダーアーマーが、不正会計の疑いで米連邦当局が捜査を始めたと海外メディアが報じている。アンダーアーマーは、売上高の計上方法を操作し、収益を好調に見せかけた可能性がある。この報道を受け、4日の米株式市場でアンダーアーマー株は大幅に値下がりし、終値は先週末比19%安の17.14ドルだった。
アンダーアーマーは、1996年にアメリカンフットボール選手であったケビン・プランク(Kevin Plank)が設立したブランドだが、2020年1月1日付でCEOを退任すると発表していた。アンダーアーマーの2018年12月期決算は、売上高は51億9300万ドル(約5655億円*)、純損失は4630万ドル(約50億円*)だった。
*1ドル=108.91円換算(11月5日時点)