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「10人の起業家に100億円」企画の出資先が決定!前澤友作の前澤ファンドが14社に総額100億円規模の出資

Jan 3, 2021.高村 学Tokyo, JP
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前澤友作氏が代表を務める前澤ファンドは1月1日、14社に対して総額100億円規模の出資を決定したと発表した。事業領域は自社事業を含め13に及ぶ。昨年は主にSNSを使い個人に対して無作為に現金を配ってきたが、2021年は事業に対して出資していくようだ。前澤ファンドは、「社会課題の解決」や「趣味の追求」を事業テーマに掲げる起業家や団体に対して、前澤友作氏の個人資産をもとに総額100億円規模の出資をおこなう株式会社として2020年2月に設立された。今回募集した、前澤ファンド「10人の起業家に100億円」の出資企画には、計4331件の応募があり、その中から14社に出資を決定した。各事業においては一定以上の株式を保有することで、経営株主に近い立場で前澤友作氏自らも参画し、パートナーとして一体となりながら事業のサポートや経営に対する助言なども行う予定だ。また、出資にとどまらず前澤友作氏が持つ知見やPRなどを最大限活用し、各事業の垂直立ち上げと成長加速を中長期的にサポートすることで、14社全社での上場を目指すという。

出資先は、決済関連のフィンテック事業のARIGATOBANK、ひとり親をサポートし養育費あんしん受取りサービスを手掛ける小さな一歩、スマートトイレを中心とした猫のヘルスケア事業を手掛けるトレッタキャッツ、サバの養殖事業を手掛けるフィッシュ・バイオテック、魚釣りSNS「アングラーズ」を提供するアングラーズ、尿検査によるパーソナル栄養改善サービスを提供するユカシカド、女性ホルモンチェックや健康サポート事業を手掛けるMEDERI、介護施設マッチングサービスを提供するKURASERU、会員制プライベートジェットサービスを展開するOpenSky、海中旅行事業を手掛けるシーバルーン、有名人に自分向けの動画を注文できる「オクリー(OKULY)」を運営するオクリー、東南アジアを中心に子どもの才能を分析し個別最適化した遊びと学びを届けるサブスクリプションサービスを提供するトイエイトホールディングス、大学生向けの履修管理SNS「ペンマーク(Penmark)」を運営するペンマーク、選挙・政治活動支援プラットフォーム「スマート選挙」を運営するセンキョの全14社だ。

今回の発表を2021年の元旦に行った前澤友作氏は、「明けましておめでとうございます。新年早々に恐縮ですが、お知らせです。『前澤友作 第二創業開始』ということで、自社事業・出資事業あわせて13の事業領域で、実業家として改めて再始動することとなりました。かねてより選考を続けてまいりました、前澤ファンド『10人の起業家に100億円』の出資企画につきましては、募集の際に掲げていた『社会課題を解決する事業』や『趣味や好きを追求する事業』領域の事業会社に対して出資が決定いたしました。前澤の第二創業全体としては、13の事業領域、全14社への総額100億円規模の出資となります。私自身も経営に極めて近い立場で、私の持ちうるリソース(知見、人脈、PR協力、資金など)を各社に全力で提供しながら、14社全社を上場させたいと考えています。ということで 2021年は、お金配りおじさんの顔だけではなく、事業作りおじさんとしての顔も、皆さまにお見せできればと思っています。まだまだコロナの脅威に予断許されない状況が続きますが、どうぞ皆さまお体にはくれぐれもご自愛ください。本年もよろしくお願いいたします」とのコメントを寄せている。

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