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ANAPの早期退職者募集に40名が応募 20名の募集枠に対して倍となる応募

Jul 14, 2021.Tokyo, JP
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ジャスダック上場のANAPは7月12日、4月20日から募集を開始した早期退職者の応募結果と特別損失の計上を発表した。早期退職者は2021年3月31日時点で在籍する社員(正社員・契約社員・嘱託社員)を対象としており、約20名を募集していた。募集期間は6月10日から6月30日。退職日は8月31日だ。募集の結果、40名が応募した。早期退職の優遇措置として、退職金の割り増し及び再就職支援サービスを提供するという。また、今回の希望退職の募集結果に伴い発生する割増退職金等の費用見込み額として9300万円を2021年8月期第3四半期連結期間において計上した。

新型コロナウイルス感染症拡大による度重なる緊急事態宣言により、同社の経営環境は厳しい状態が継続しており、4月以降は緊急事態宣言の対象地域である北海道、東京、関西、中国地方の店舗は休業、対象外地域においても時短営業を余儀なくされる形となり、インターネット販売においても、コロナ禍におけるファッションECサイトの競争激化による影響を受けている。新型コロナウイルス感染症の状況は引き続き、予断を許さない状況であり、通期連結業績予想についても当初想定していた売上高、粗利益については未達となる見込みだ。また、希望退職の募集に伴う割増退職金等の見込み額を2021年8月期第3四半期連結累計期間において特別損失に計上したことから、2021年8月期通期連結業績予想を修正した。上記の見通しを踏まえて、2021年8月期第4四半期連結会計期間以降(2021年6月1日~)、業績の回復に向けて、前述のコストダウンを重点的に進め、厳しい経営環境においても利益を獲得できるような事業構造への転換を図っていくという。

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