「ビームス」が台湾に２店舗連続出店

「ビームス（BEAMS）」が、台湾で「ビームス ららぽーと台中店（BEAMS LaLaport Taichung）」と「ビームス 誠品生活南西（BEAMS Eslite Nanxi）」の２店舗を５月に出店した。

「ビームス ららぽーと台中店」は、ららぽーと台中のグランドオープンに合わせ、５月16日にオープンした。台湾最大級の店舗面積を誇り、「ビームス」で取り扱う８レーベルのアイテムを揃える。アパレルだけでなく、台湾の市場に合わせてセレクトしたペット用品や、台湾の人気ライフスタイルショップ「神農生活」の雑貨も展開する。ファミリーでショッピングを楽しめるように設計された店舗の中央にはシンボル的なツリーと、それを囲む円形のベンチが設置され、まるで広場のような空間が広がっている。

「ビームス 誠品生活南西」は、台北・中山の商業施設「誠品生活南西」内に、５月29日にオープンした。中山は、ギャラリーやカフェなどが集まる若者に人気のエリア。「ビームス」は、2021年から同施設に期間限定で出店していたが、この度ギャラリーを併設し、パワーアップした常設店舗となった。ギャラリースペースは店舗全体の約４分の１を占め、「ビームス」が行っているカルチャーに関わる取り組みを発信するプロジェクト「BEAMS CULTUART（ビームス カルチャート）」のポップアップストアを開催する。
さらに、店舗の壁面を利用して、「ビームス」がキュレーションしたアーティストの作品を紹介するなど、ファッションだけでなくアートやカルチャーの発信地となるような店舗にする予定だ。

今回の出店を経て、台湾国内の「ビームス」は台北エリアに４店舗、台中エリアに３店舗の合計７店舗となった。