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「ファンケル」が100%リサイクル可能な素材を利用した紙袋の使用を開始

Jan 17, 2023.大澤文Tokyo, JP
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「ファンケル(FANCL)」は1月17日、サーキュラーエコノミーモデルを採用した紙袋の使用を4月1日から全国直営店舗で開始すると発表した。この取り組みは、化粧品業界で初だという。

サーキュラーエコノミー(循環型経済)とは、資源投入量や消費量を抑えつつサービス化等を通じて付加価値を生み出す経済活動のこと。リサイクルなどを活用して限りある資源の効率的な利用を目指している。

今回使用が開始されるのは、環境に配慮した古紙100%の紙袋。物流センターで使用済みとなり、排出される段ボールを回収しリサイクルされている。プラスチック素材を一切使用せず、持ち手の紐はナチュラルコットン、印刷のインクにはバイオマスインキを採用した100%リサイクル可能な仕様となっている。また、紙袋の切り替えに伴い有料化を実施。できるだけ多くの利用者にエコバックの使用を呼びかけている。

「ファンケル」はこれまでも、使用済みプラスチック容器の回収や、ビーチクリーン活動の実施、高校生へのSDGs講座の実施など、サステナビリティに関する取り組みに力を入れてきた。今後も全国の直営店舗に置いて、環境に配慮した店舗づくりを目指していくという。

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