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日本ロレアルの社長にアジア太平洋地域リュクス事業本部のGMが就任

Sep 28, 2021.セブツー編集部Tokyo, JP
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世界的化粧品メーカーであるロレアルグループの日本法人である日本ロレアルは、11月1日付で、ロレアル アジア太平洋地域(APAC)のロレアル リュクス事業本部ゼネラルマネージャーを務めるジャン-ピエール・シャリトン(Jean-Pierre Charriton)が、代表取締役社長に新しく就任することを発表した。

シャリトン氏は1991年にロレアル本社に入社し、1999年にタイ、2003年に韓国、2005年にイギリス・アイルランドのリュクス事業本部本部長にそれぞれ就任している。そして、2008年にロレアルリュクス事業本部「ジョルジオ アルマーニ ビューティ(Giorgio Armani Beauty)」ブランドのグローバルプレジデントに就任し、2013年に現職のロレアル アジア太平洋地域(APAC)のリュクス事業本部ゼネラルマネージャーとなった。タイで4年、韓国で2年、APACでおよそ8年と、アジアでの経験は豊富とみえる。

シャリトン氏は、「日本ロレアルはグループの戦略的な最も創造拠点のひとつです。日本のブランドである「シュウ ウエムラ」「タカミ」のクリエティブ本部や、戦略的なリサーチ&イノベーションセンター、ロレアル リュクス事業本部の東アジア全域における製品を製造する工場、さらには日本でのGTM(Go-to-Market)戦略を推進するチームを全事業本部に擁しています。」と、ロレアルグループの日本法人の重要さを述べる。また、「この度、日本法人の代表取締役社長に任命されたことを光栄に思います。日本には、非常に精通した消費者、優れた小売業者、そして絶え間ないイノベーションの流れがあります。私たちの美を日本の消費者の皆様にお届けできることをうれしく思っています。私たちのイノベーション、テクノロジー、デジタルの卓越性、そしてチームの絶え間ない献身を通じ、日本の消費者の皆様に優れた製品とサービスを提供していくとともに、環境、コミュニティ、社会へのすべての取り組みに完全にコミットしていきます」と新社長就任についての想いを語った。

化粧品業界では今、アジア市場に注目が集まる。2022年にはエスティローダーカンパニーズがアジア初の工場を茨城県で稼働予定であり、生産数量では世界最大級になるという。新社長就任後の日本ロレアルにも期待したい。

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