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日経平均が2万円割れ アパレル&化粧品関連銘柄も総崩れ

Mar 9, 2020.高村 学Tokyo, JP
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新型コロナウイルスの感染者が世界全体で10万人を超え、世界経済に深刻な影響を及ぼしている。日本国内では3月9日、東京株式市場が全面安の展開となり、日経平均株価が大幅に続落、1年2カ月ぶりに2万円を割り込んだ。下げ幅は900円を超え、前週末比1050円99銭(5.07%)安の1万9698円76銭で終えた。

日経平均株価の指定銘柄225社のうち、アパレル&化粧品関連銘柄も総崩れとなった。昨年12月30日の終値と3月9日の終値を比較すると、ファーストリテイリングは下げ幅が11880円で下落率18%(3月9日終値53120円、12月30日終値65000円)になった。2019年8月期で過去最高決算を更新したファーストリテイリングだが、3カ月弱で株価が18%下落している。

百貨店は特に厳しく、三越伊勢丹ホールディングスは下げ幅が378円で下落率38%(同606円、同984円)、J・フロントリテイリングは下げ幅が538円で下落率35%(同992円、同1530円)、高島屋は下げ幅が324円で下落率26%(同904円、同1228円)になった。

化粧品銘柄では、花王は下げ幅が1007円で下落率11%(同8018円、同9025円)、資生堂は下げ幅が1496円で下落率19%(同6286円、同7782円)になった。

東レは下げ幅が198円で下落率27%(-27%、同543円、同741円)、丸井グループは下げ幅が690円で下落率26%(同1978円、同2668円)、カシオは下げ幅が601円で下落率27%(同1590円、同2191円)、シチズン時計は下げ幅が226円で下落率39%(同361円、同587円)になった。

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