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資生堂が中国で投資ファンドを設立 単独の出資者を務めるファンドは中国本土で初

Aug 6, 2021.藤田彩夏Tokyo, JP
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資生堂の汐留本社事務所

資生堂は、中国の投資会社である博裕資本(英語名:Boyu Capital、以下、Boyu社)と中国現地の資生堂投資有限公司(以下、資生堂中国)を通じて、投資ファンドの資悦ファンドを設立する。資悦ファンドは、資生堂が単独の資金出資者となり、Boyu社が資生堂と共同で運用していく仕組みを取る。グローバルで展開する化粧品会社が、単独の出資者を務めるファンドは中国本土で初めてだ。Boyu社は2011年に設立され、急成長事業に投資する大手投資会社。香港、上海、北京およびシンガポールに拠点を持つ。経験豊富な投資家と事業家のチームで構成され、メディア、テクノロジー、消費財、小売り、金融、ヘルスケアなど幅広い分野で成長資本と戦略的サポートを長期的に提供している。今回設立する資悦ファンドは、現地の化粧品や健康に関する新興ブランドや、Eコマース市場のサービスや顧客体験を提供する技術・ノウハウを持つ企業へ投資を行っていく。今後は資生堂が2019年に既存事業のイノベーションと新規事業開発の推進拠点として上海に設置した中国事業創新投資室(China Business Innovation & Investment Office)を中心として、Boyu社とともに、今後投資ターゲットの評価と選定を進めていく。

1981年に北京市内のホテルなどでの輸入品販売からスタートした資生堂の中国事業は、日本発のプレステージ化粧品事業の強化を基本戦略としつつ、中国国内でも化粧品の研究開発から生産・販売までを行う第二の本社として組織を拡充することで、グループ全体の成長を牽引している。資生堂は同ファンドを通じて、自社の研究開発力や知見と新興ブランドが持つ新たな価値を融合し、中長期経営戦略「WIN 2023 and Beyond」の一つの柱である中国での成長に力を入れる。資悦ファンドは現地での必要手続き完了後、本年度中の運用を開始する予定だ。

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