中国Eコマース最大手のアリババグループ(Alibaba Group)は7月4日、「日本ブランドのための『New Retail』 ー アリババグループが推進する中国小売業のパラダイムシフトー」と題したカンファレンスを東京で開催した。アリババグループCEOのダニエル・チャン(張 勇)は、「アリババ・エコシステム」の最新動向に関するトピックを始め、事業成長と海外進出をサポートするソリューション、そして日本企業にとってのビジネスチャンスについて講演した。資生堂やコーセー、ストライプインターナショナルなど約170社300名の企業トップやブランド責任者が出席した。
資生堂の藤原憲太郎・中国地域CEOで資生堂(中国)投資有限公司董事長兼総経理は、「資生堂は中国でこれまでEコマースとデジタルマーケティングを成長分野として重点的に投資し、成長を加速してきました。アリババと協業しながら新しい価値を創造し、急速に変化する中国市場でさらなる飛躍を遂げます」と述べた。
また、海外ブランドがアリババのプラットフォームへ参入しやすくするために、天猫国際は2019年6月に出店企業向けの英語版サイトを開設した。