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「ゾフ」が従業員のサングラス着用を自由化

May 8, 2023.茂木美櫻Tokyo, JP
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「ゾフ」が従業員のサングラス着用を自由化

メガネブランドの「ゾフ(Zoff)」を運営するインターメスティック(INTERMESTIC)は、就業時間内の従業員のサングラス着用を5月3日から自由化した。

日本では海外に比べ、サングラスをかけて働くというスタイルは浸透していない。サングラスによって「怪しい」「怖い」といったネガティブな印象を持たれる可能性もあることから、特に接客業ではサングラスの着用を許されていない場合も多い。しかし、サングラスには、ファッションアイテムとしての役割以外にも、紫外線やデジタルデバイスが目に及ぼす悪影響を軽減するなどの機能がある。

「ゾフ」は、従業員がサングラスを着用することで、ファッションを自由に楽しむことはもちろん、目の健康を保護する効果を従業員自身が痛感し、サングラスを日常で気軽に使うライフスタイルを提案することを目指している。「ゾフ」は紫外線の濃度によって色が変化する調光レンズや、50種類以上の豊富なバリエーションを持つカラーレンズなど、さまざまなサングラスの選択肢を揃えている。今回の取り組みは、新たにサングラスを手に取る人の背中を押すかもしれない。

また、2021年にはスターバックス ジャパンが従業員の髪色、帽子やデニムの着用を自由化し、2022年には「ドン・キホーテ」などを運営するパン・パシフィック・インターナショナルホールディングスが従業員および管理部門などの社員の髪色規定を撤廃した。今回の「ゾフ」の発表では、サングラスの機能的な面が強調されたが、大手チェーンでも、働く人の外見の個性を尊重する動きが広まっていることが感じられる。

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