Japan｜「アキラ ナカ」 2019プレスプリングは和服、着物を再解釈

「AKIRA NAKA（アキラ ナカ）」の2019プレスプリングコレクションのテーマは和服の再解釈。着物が持つ直線美と幾何学的な要素をジャケットやコートに取り入れ、新鮮なバランスを作り上げた。裃（かみしも）と呼ばれる着物独特のショルダーラインをモダンに再現し、風呂敷に代表される結び目の美しさを表現したデザインや大胆なドレーピングで、シンプルになりがちなコットンアイテムにユニークさをプラス。伝統的なシルエットをコンテンポラリーに昇華した。
デザイナーのAKIRA NAKA（アキラ ナカ）はアメリカ滞在中にテーラーと出会ったことをきっかけにデザインをはじめ、アントワープ王立芸術アカデミー在学中にイェール国際フェスティバルに選出、その後アントワープでニットデザイナーに師事し2006年に帰国。2009年春夏シーズンから東京コレクションに「AKIRA NAKA（アキラ ナカ）」として参加し、2016年春からは「attitudeを身に纏う」というブランドコンセプトを元にコレクションを展開。立体裁断による洗練されたシルエットや、北欧と日本の技術を掛け合わせたニットなどで人気を集めている。