「バレンシアガ(BALENCIAGA)」は、乳がん予防研究の支援に向けて「We Are Pink」カプセルコレクションを10月1日より一部ストアとオンラインストアで展開を開始する。「We Are Pink」は、乳がんの認知度を高めるために広く使用されているシンボルであるループ型のピンクリボンが特徴的で、ユニセックス製品で構成される。フーディやロングスリーブ、Tシャツの背中には、「バレンシアガ」のロゴの上にWE ARE PINKのスローガンが施されている。
「We Are Pink」カプセルコレクションの収益の10%がフランスの主要ながんセンターであるキュリー研究所(Institut Curie)の研究プログラムへの資金援助に役立てられる。キュリー研究所は、1909年にマリー・キュリー(Marie Curie)によって設立された3つの拠点(パリ、サン=クルー、オルセー)に3,500人の研究者、医師、医療専門家を雇用し、治療、研究、教育という3つのミッションに取り組んでいる。
キュリー研究所のこのプロクラムは、簡単な採血で診断が可能な循環腫瘍DNAを測定する早期乳がん再発の検出方法の有用性を実証することを目的としており、研究結果は公的に入手が可能だ。「バレンシアガ」は、社会的なメッセージを発信し、的を絞った貢献を通じて、世界にポジティブな影響をもたらすことを願っているという。